副社長はワガママ5歳児。
私の元カレ、福島 朋輝と
付き合ってた頃の夢を。
夢というものは幸せなもので
想像で妄想で作り替える事が出来る。
実際、今までは朋輝が登場する
夢の最後はいつもハッピーエンドだった。
でも、今日は違った。
現実で起きたままの夢だった。
残業を終えた私はいつも通り
明かりの灯る家へと帰る。
紫苑「朋輝、ただいま。
遅くなってごめんね。」
1LDKの部屋へ続く扉を開けると
そこに朋輝はいなくて
荷物が全てなくなっていた。
その日の気持ちは忘れない。
多分、これからも。一生。