副社長はワガママ5歳児。

朋輝がいない。という事実を
私もそろそろ受け止めなければならない。

紫苑「ねぇ、朋輝。教えてくれない?
朋輝は私の事、嫌になったの?」

そう腹をくくったけど
朋輝は何も答えなかった。

紫苑「そっか、そうだよね。
ごめん、ウザイよね。」

茶碗を机に置く音が聞こえた後
切ない声色で朋輝が尋ねた。

悠真「あのさ、紫苑は幸せだったの?」

紫苑「すごく幸せだったよ。
朋輝と過ごした7年間は幸せだった。」

悠真「そっか。...そうだよな。
俺、帰るよ。ゆっくり休んで。」

今ここに朋輝がいる。
抱き着いて、行かないでって
言う事も出来る。
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