副社長はワガママ5歳児。

悠真「あんたの謝罪ってすげぇんだな。」

ずっと黙っていた副社長が
朋輝を睨みつけていた。

悠真「7年間、金と時間を費やして
支えてくれた女の事、捨てたくせに
あんたのせいで恋愛を諦めた
彼女の気持ちも知らないくせに
のこのこと会いに来て
謝罪一つで全部が
チャラになると思ってんの?」

朋輝「...お前、何言ってんだよ?
つーか、お前誰?」

悠真「言っとくけど、あんたの
入り込む隙なんてないから。
紫苑は俺のだから。」

副社長は私の腕を引き寄せると
肩を抱いた。

朋輝「ふざけんなよ!」
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