副社長はワガママ5歳児。

三郷「じん...かみかぜさん。
私とあなたは今、お見合い中ですよ。
うちからの支援がなければ...
神風建設は経営難に陥るのよ。
よくお考えになった方がいいわ!」

必死に説得する三郷さんに向かって
副社長はやんわりとした笑みを浮かべる。

悠真「三郷さん。本気で好きな相手の
名前は絶対に間違わないんですよ。
大して俺の事、知りもしないくせに
いいお付き合いが出来るとか言う
あんたとの偽物の愛の代わりに
金を得るくらいなら、会社なんて
他人にくれてやる。俺にとっては
金よりも愛の方が大切だから。
それで、俺の愛する人は
そこにいる花崎 紫苑だけだから。」

三郷「こんな屈辱は初めてよ。
気分が悪い。帰るわ!」

私と副社長は
怒りながら帰って行く
ご令嬢の後ろ姿を見送った。
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