副社長はワガママ5歳児。

副社長の家政婦みっちゃんさんの料理は
さすが!としか言いようがなかった。
どれもすごく美味しかった。

悠真「明日も来るから。」

紫苑「何で?」

悠真「あんたと一緒に飯食いたいから。」

紫苑「そう。」

本音を言うとすごく助かる。
でも、本当にいいのだろうか?
この人はこんな感じでも一応
私の上司な訳だし秘書である私が
ここまでお世話になるのは
やっぱり何か違う気がした。

紫苑「あのさ...」

悠真「ん?」

でも、こんな嬉しそうな顔を見たら
言えない。聞けない。
多分、聞いたらこの人を悲しませる。

紫苑「ありがとう。」

悠真「うん、素直でよろしい!」
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