その夜は、星が綺麗だった
アキトくんに引っ張られ連れてこられたのは、誰も使ってない空き教室


こんな教室あったんだ...


「アキトくん!もうすぐ授業始まっちゃう!」


「そうみたいだな」


いやいや
そうみたいだな、じゃなくてっ!

キーンコーンカーンコーン


「あぁ!始まっちゃった...」

キッとアキトくんを睨む


アキトくんのせいだ!


「お前が悪い。だでさえ、俺の分はないとかゆーから機嫌悪かったのに。お前のが1番嬉しいってゆっても、ほかの女子の分があるからいいじゃんとかゆーし」


めんどくさい


私のせいとでも言いたいわけ?


「本当のことを言ったまでよ」


「...はぁ、首席のくせに、鈍感なのかよ」


グイッと私の腕を引く


私はアキトくんの腕におさまってしまう


「離して、アキトくん」



そんなことをされても冷静でいられる


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