その夜は、星が綺麗だった
「俺は……俺はっ………」




ああ、いま


やっと分かったよ




そういう事ね



ごめんね



それ以上は




言わせない







「ねえ、アサヒくん。1番長続きするオモイってなんだと思う……」






アサヒくんの綺麗な瞳が揺れる



悲しそうに



私の問いかけのコタエを知っているかのように



寂しそうに笑う


























「おやすみなさい、アサヒくん」





















私を


偽りの私を




好きになんかなっちゃダメ
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