俺が必ず守るから
次の日、学校にいって担任からの挨拶があって教室までいった。
俺はどうか美樹と同じクラスでありますようにと願った。
担任から手招きされて入ったとき女の子が席を立った。
美樹だ。
たぶんこのときも昨日のやつだ。と思って立ったんだと思う。
でも、きっと、名前をみたら思い出してくれる。
そして違う意味で驚いてくれる。
俺はそう思って自己紹介した。
そして席も美樹の隣。
「またあったね」
この言葉は昨日という意味ではなく、小学生のときのことを思っていった言葉だった。