オジサンに恋しちゃダメですか
頭の中が、真っ暗になった。
その後は、課長が上手く誤魔化してくれたけれど、覚えていない。
記憶が戻ったのは、プレゼン終了後の会議室だった。
「どういう事だ?瀬田。」
「まあまあ、課長。大事に至らなかったんですし。」
なぜか四宮君も残って、私をフォローしてくれた。
「すみません。最後の最後で、私がチェックしていれば。」
頭の下げっぱなし。
仕方ない。
課長に恥をかかせたんだから。
「起こってしまった事は、仕方ない。今度からは気を付けてくれ。」
「はい。」
課長は、資料をファイルに入れると、はぁーっとため息をついた。
「なあ、瀬田。こんなミスをするなんて。最近、恋に現を抜かしているんじゃないのか?」
「えっ?」
「もっと大事な事が、他にあるだろうって、言ってるんだ。」
そう言って課長は、会議室を出て行った。
その後は、課長が上手く誤魔化してくれたけれど、覚えていない。
記憶が戻ったのは、プレゼン終了後の会議室だった。
「どういう事だ?瀬田。」
「まあまあ、課長。大事に至らなかったんですし。」
なぜか四宮君も残って、私をフォローしてくれた。
「すみません。最後の最後で、私がチェックしていれば。」
頭の下げっぱなし。
仕方ない。
課長に恥をかかせたんだから。
「起こってしまった事は、仕方ない。今度からは気を付けてくれ。」
「はい。」
課長は、資料をファイルに入れると、はぁーっとため息をついた。
「なあ、瀬田。こんなミスをするなんて。最近、恋に現を抜かしているんじゃないのか?」
「えっ?」
「もっと大事な事が、他にあるだろうって、言ってるんだ。」
そう言って課長は、会議室を出て行った。