【本編完】最恐No. 1はそこにいる

真の一日





俺達が帰ると皆が雷の部屋に集まっていた。


八代目と会えたのが嬉しかったらしく盛り上がっていた。


だが今日一日遊んで疲れたようですぐに解散となった。




そして翌日、海で泳ぐ予定だ。


だが肝心な事を失念していた。


カツラで泳ぐのは無理だ。

すぐに取れてしまう。


かといって地毛だと生え際で色が見えてしまう。


…仕方ない。

一日だけ別行動をしよう。


トントン


…がちゃ


「おはよう神宮」


「ん。」


「悪いんだけど今日は別行動させてもらう。」


「…」


「抜けられない用事が出来てな。

そういう事で頼む。」


「…分かった。

明日は。」


「明日はいるよ。」


「分かった。」


「じゃあまた明日。」


「ん。」


よし、これで大丈夫。


今日は何しようかな…


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