ずっと・・・
電話を切ったとたん、急に隣から声が聞こえた。
「あ、そうです」
「相当門脇くんの素が出てたみたいだけど、朝のこと?」
「朝の話しを結城さんに聞いたみたいです」
「ああ、結城くんは門脇くんを可愛がってるからね。何かあったらすぐに話しがいくわ」
「……詳しいですね」
「私、結城くんと同期だからね。それに、その前から知り合いだから」
「えっ!?」
「あはは。これ、秘密なことだけどね。結城くんも社内で上位を争うイケメンだからね、最初私への当たりが凄くて。だから、関係は秘密にしておこうって」
「え、いいんですか?私なんかに話して」
「同じ立場だしね。結城くんから色々聞いているから応援したいのよ」
「色々、ですか?」
それって、どこからどこまでのことだろうか。
おそらく、全て彼から聞いているのだろうけど。
まさか、私の素まで話してないだろうな。
「安心して。門脇くんと内山さんが高校の同級生ってことと、彼があなたに好意を寄せていることしか知らないわ」