BRST!



「………。」



……それ、心底どうでもよくないですか? 




目の前で繰り広げられる意味不明のゲーム。


その名も、"鼻に箸突っ込めるかゲーム"……ああ、ていうか!




「だだ、駄目ですよ二人とも…!」

「あ、稜じゃねーか。俺の膝に座れ、今すぐ座れ。」

「稜ちゃん、そんな酒臭い奴じゃなくて俺のほうに来なってー。」

「ちょっと!聞いてくださいってば!それ洗うの私なんですから、鼻に突っ込んだりとかしないでくださいよー!」




うわあ、この人たち完全に酔っぱらっていて凄く嫌なんですけど…!


なんとかして昴くんの手中にある箸の奪還を試みるが、ニヤリと笑みを浮かべた彼はただでは渡してくれなさそうだし。


< 532 / 945 >

この作品をシェア

pagetop