365日のラブストーリー
都内近郊のデイユースができる宿泊施設がピックアップされている。コンシェルジュからの提案で、神長の好みが反映されたものらしい。ここにきてから神長がしていたメールはこれだったらしい。
「今回は時間がないのでとりあえずこの中から選びましょうか。綿貫さんの好みに合うところがあればいいですけれど」
「わたしは、神長さんが良いと思ったところならどこでも。だって、これまで一度もはずれたことないですから」
神長はスマートフォンをしまって、箸を取った。
「それでは明日あらためて連絡します。信頼を裏切らないようにしないといけませんね」
「別にわたし、神長さんになら裏切られてもいいんです。……これはデイユースのホテル選びのことだけじゃなくて。どんなことがあったとしても、きっと何か理由があってのことだと思えるので大丈夫です。それが人を信じるっていうことなんじゃないかなって。わたし、当たり前みたいにそうやって思える人と会えたことがほんとうに幸せなんです」
言葉を選びながら慎重に伝えると、神長は絶句した。
「今回は時間がないのでとりあえずこの中から選びましょうか。綿貫さんの好みに合うところがあればいいですけれど」
「わたしは、神長さんが良いと思ったところならどこでも。だって、これまで一度もはずれたことないですから」
神長はスマートフォンをしまって、箸を取った。
「それでは明日あらためて連絡します。信頼を裏切らないようにしないといけませんね」
「別にわたし、神長さんになら裏切られてもいいんです。……これはデイユースのホテル選びのことだけじゃなくて。どんなことがあったとしても、きっと何か理由があってのことだと思えるので大丈夫です。それが人を信じるっていうことなんじゃないかなって。わたし、当たり前みたいにそうやって思える人と会えたことがほんとうに幸せなんです」
言葉を選びながら慎重に伝えると、神長は絶句した。