365日のラブストーリー
何かを言われるのかと思ったが、神長は黙ったまま有紗を見つめている。
「神長さん?」
「一応言っておきますが、俺は好きな相手と身体を重ね合わせて、何も思わないほど鈍感ではありません」
「それは、わかってます。大丈夫です」
「ほんとうに?」
「……だから、その。前にデイユースで一緒に過ごしたときから心の準備は出来ていて。神長さんを気持ちよくさせるとか、そういうのはまだまだ遠いと思うんですけど、ええと。わたしなりにお勉強したんです」
神長は急に声を立てて笑った。
「攻めてますね。……それで、勉強というのはどうやって?」
まさか神長のつくったInnocenceをそんなことにつかっていたとは言えずに、有紗は微笑みを浮かべて誤魔化す。
羽織らされていたシャツのボタンに指がかかる。ベアトップの胸元が露わになると、神長の視線がそこに向かう。上着も羽織らないまま平然としていたのが嘘のようだ。有紗は恥ずかしさに身をよじった。
すると今度は背中に手が回る。ほんの一、二秒のあいだに胸元の締めつけがなくなった。
「神長さん?」
「一応言っておきますが、俺は好きな相手と身体を重ね合わせて、何も思わないほど鈍感ではありません」
「それは、わかってます。大丈夫です」
「ほんとうに?」
「……だから、その。前にデイユースで一緒に過ごしたときから心の準備は出来ていて。神長さんを気持ちよくさせるとか、そういうのはまだまだ遠いと思うんですけど、ええと。わたしなりにお勉強したんです」
神長は急に声を立てて笑った。
「攻めてますね。……それで、勉強というのはどうやって?」
まさか神長のつくったInnocenceをそんなことにつかっていたとは言えずに、有紗は微笑みを浮かべて誤魔化す。
羽織らされていたシャツのボタンに指がかかる。ベアトップの胸元が露わになると、神長の視線がそこに向かう。上着も羽織らないまま平然としていたのが嘘のようだ。有紗は恥ずかしさに身をよじった。
すると今度は背中に手が回る。ほんの一、二秒のあいだに胸元の締めつけがなくなった。