365日のラブストーリー
神長はぷっと吹き出した。
「そうですよ、だからなんですか」
「廉さんのそういうところがかわいいなって……っ」
肩に顔を埋められて、首筋に唇が触れた。有紗は思わず言葉を飲み込んだ。
シャツの下から滑り込んだ手が、身体の線をゆるやかになぞる。有紗は背をそらせた。触れるかどうかの瀬戸際を楽しむように敏感な部分を包みこまれて、肌がじりじりと熱をもっていく。
「そうやって堪えることで、のちの愉悦が増すそうですけれど。そろそろ素直になったらどうですか」
有紗は自分の口を手で塞いだ。うっかりおかしな声を出して親に気付かれたら大変だ。神長はそれもわかっていて、黙らせるためにこうしているに違いない。
(これって、とんでもない照れ隠し……!)
そう思ったが、次の言葉を聞いてはっとした。
「俺がここに来た理由を訊いたとき、甘えて誤魔化そうとしましたが。いつになったら話すかと待っていましたが。目的も達さないまま、流されていていいんですか?」
「そうですよ、だからなんですか」
「廉さんのそういうところがかわいいなって……っ」
肩に顔を埋められて、首筋に唇が触れた。有紗は思わず言葉を飲み込んだ。
シャツの下から滑り込んだ手が、身体の線をゆるやかになぞる。有紗は背をそらせた。触れるかどうかの瀬戸際を楽しむように敏感な部分を包みこまれて、肌がじりじりと熱をもっていく。
「そうやって堪えることで、のちの愉悦が増すそうですけれど。そろそろ素直になったらどうですか」
有紗は自分の口を手で塞いだ。うっかりおかしな声を出して親に気付かれたら大変だ。神長はそれもわかっていて、黙らせるためにこうしているに違いない。
(これって、とんでもない照れ隠し……!)
そう思ったが、次の言葉を聞いてはっとした。
「俺がここに来た理由を訊いたとき、甘えて誤魔化そうとしましたが。いつになったら話すかと待っていましたが。目的も達さないまま、流されていていいんですか?」