365日のラブストーリー
「ああ、ふたりきりで過ごしたいってやつ?」
宇美が思い出したようにそう言って、腕組みした。なんだかとても子供じみたことを言っているような気になってくるのだが、有紗にとって大事なところだ。
千晃とふたりで、かどうかはさておき、デートらしいデートも経験してみたい。アーバンホテルのレストランで夜景を見ながらの食事、手を繋いでのんびり公園を散歩したり、海辺への気ままなドライブ。
もちろん子供がいてもそれが不可能じゃないことはわかるのだが、たくさんの人に応援を求めて、気を遣いながらわがままを通す気にはなれない。
「小さいのがいるなら、それはそれで楽しそうだと思うけど。そういうのは別にして、ふたりでのんびり温泉デートとかもしたいもんね。そういうのはいっときのものだって分かってても」
宇美は深く頷いた。それから、
「じゃ、やっぱり神長さんだね」と続ける。
宇美が思い出したようにそう言って、腕組みした。なんだかとても子供じみたことを言っているような気になってくるのだが、有紗にとって大事なところだ。
千晃とふたりで、かどうかはさておき、デートらしいデートも経験してみたい。アーバンホテルのレストランで夜景を見ながらの食事、手を繋いでのんびり公園を散歩したり、海辺への気ままなドライブ。
もちろん子供がいてもそれが不可能じゃないことはわかるのだが、たくさんの人に応援を求めて、気を遣いながらわがままを通す気にはなれない。
「小さいのがいるなら、それはそれで楽しそうだと思うけど。そういうのは別にして、ふたりでのんびり温泉デートとかもしたいもんね。そういうのはいっときのものだって分かってても」
宇美は深く頷いた。それから、
「じゃ、やっぱり神長さんだね」と続ける。