Oni Jo-shi steals my heart.
付け加えられたその一言にドキッとする。
そ、それって、私のことをかわいいって思ってくれてるってこと?
あ、いや、『かわいい部下』って言ってたから! ただの部下だから!
鬼上司からの想定外の言葉にひとりで赤面していると、いつの間にか課長がクリーナーを手にして、こっちに歩いてきていた。
「浅井は甘やかしてくれる『優しいイケメン新課長』の方がいいんだったな。俺が異動になった後、お望み通りの上司が来るといいな」
「いえ! とんでもない!」
課長が私に厳しくする本当の理由がわかったのだから、そう簡単に異動してほしくはない。厳しいことは厳しいけれど、それ以上に課長から学べることは本当に多いのだ。
「わ、私は高築課長がいいですっ」
真剣な顔で言うと、課長はいたずらっぽく微笑んだ。
「俺も浅井がいい」
その笑みと言葉に、不覚にも心臓が大きく跳ねた。鼓動がどんどん高くなって、顔が勝手に熱くなっていく。
「だから、ずっと俺のそばにいろ」
それって部下として? それともそれ以上の意味があるの……?
ぐっと近づいた課長の顔には、艶めいた甘い笑みが浮かんでいて……。
どうしよう。鬼課長を頭の中から退治するはずだったのに、心を奪われてしまった気がする……。
【END】
そ、それって、私のことをかわいいって思ってくれてるってこと?
あ、いや、『かわいい部下』って言ってたから! ただの部下だから!
鬼上司からの想定外の言葉にひとりで赤面していると、いつの間にか課長がクリーナーを手にして、こっちに歩いてきていた。
「浅井は甘やかしてくれる『優しいイケメン新課長』の方がいいんだったな。俺が異動になった後、お望み通りの上司が来るといいな」
「いえ! とんでもない!」
課長が私に厳しくする本当の理由がわかったのだから、そう簡単に異動してほしくはない。厳しいことは厳しいけれど、それ以上に課長から学べることは本当に多いのだ。
「わ、私は高築課長がいいですっ」
真剣な顔で言うと、課長はいたずらっぽく微笑んだ。
「俺も浅井がいい」
その笑みと言葉に、不覚にも心臓が大きく跳ねた。鼓動がどんどん高くなって、顔が勝手に熱くなっていく。
「だから、ずっと俺のそばにいろ」
それって部下として? それともそれ以上の意味があるの……?
ぐっと近づいた課長の顔には、艶めいた甘い笑みが浮かんでいて……。
どうしよう。鬼課長を頭の中から退治するはずだったのに、心を奪われてしまった気がする……。
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