恋の餌食 俺様社長に捕獲されました

時間の感覚も麻痺していたため、どのくらいそうしていたのかわからない。長いようでいて、もしかしたら一瞬だったのかもしれない。

友里恵は、「わかりました」と今度ははっきりと言い、軽く目線を下げる。


「あぁそれから、この話はまだ内密にしておくように」


一樹は社外社内問わず、公表を控えるよう指示も忘れなかった。


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