恋の餌食 俺様社長に捕獲されました
梓が手渡すと、一樹はそれを首の後ろで留めてくれた。
「ありがとうございます、一樹さん」
「よし。もうこれでどこへも行けないぞ」
「どこへも行きませんから」
梓が微笑みながら振り向くと同時に、唇が触れ合った。
「次のプレゼントは婚約指輪だな」
「これで十分です」
そんなにいくつもねだるわけにはいかない。
「いいや。それは絶対に外せない。心して受け取ってもらうぞ」
「一樹さんってば」
笑った梓を一樹は引き寄せた。
番外編END


