代行秘書 ときどき レンタル彼女⁉



「頼もしくなってしまったね〜紗和は」



「そりゃどうも」



「恋愛の方も忘れんなよ〜?私みたいになるぞ」



「ハハハ、それはまた深刻な問題だよね」



「大きなお世話よ!」



「ハハハ、そろそろ行くね」



更に傷付く事なく無事に滞在時間が過ぎて良かったと胸を撫で下ろしていた。
何かしら耳に入ったり目にしたりして自分が傷付くのが怖い。



自ら選んだ道なのにまだ心のどこかで怯えてる。
期待する事は止めたはずなのに……
まだ耳に残ってるなんて恥ずかしい話よね。
未練がましい自分に本気で落胆する。



心だけはまだ………あの日のまま。



きっと私だけが立ち止まったままなんだ………



掻き消すように仕事に打ち込んでも根本的な解決には至らないんだよな………



いっその事、結婚でもしてくれてたらいいのに。



どうにか諦めきれるのに………










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