堅物社長にグイグイ迫られてます
「悟さんのことは子供の頃から兄のように慕っているので、今日はそんな悟さんの彼女さんに会えてとても嬉しいです」
そう言ってにこっと笑う芝さんはその表情や態度から良い人感が滲み出ている。
少し茶色がかった癖のある髪の毛はたぶんきれいにセットはしてあると思うけど、ところどころくるくるとしていてそれが可愛らしい印象を与えている。もしかして彼も私と同じく天然パーマなのかな?とふと親近感を覚えた。けれど、芝さんは私と違って立派に社長秘書をしているくらいなのだからきっとすごい人なんだろうな。
「光太郎。親父はもう会場にいるのか?」
御子柴さんがそうたずねると、芝さんは困ったような顔で首を横に横に振った。
「いえ。それが、社長を乗せた車が渋滞にはまってしまっているようで遅れると少し前にドライバーから連絡がありました」
「それなら式典の開始も遅れそうだな」
「はい。お集りになっている方々には申し訳ないですが、先に食事を取ってもらっています。あ、でも奥様はすでに到着されてましたよ」
「そうか」
御子柴さんはちらっと会場の方へ視線を向けた。
そう言ってにこっと笑う芝さんはその表情や態度から良い人感が滲み出ている。
少し茶色がかった癖のある髪の毛はたぶんきれいにセットはしてあると思うけど、ところどころくるくるとしていてそれが可愛らしい印象を与えている。もしかして彼も私と同じく天然パーマなのかな?とふと親近感を覚えた。けれど、芝さんは私と違って立派に社長秘書をしているくらいなのだからきっとすごい人なんだろうな。
「光太郎。親父はもう会場にいるのか?」
御子柴さんがそうたずねると、芝さんは困ったような顔で首を横に横に振った。
「いえ。それが、社長を乗せた車が渋滞にはまってしまっているようで遅れると少し前にドライバーから連絡がありました」
「それなら式典の開始も遅れそうだな」
「はい。お集りになっている方々には申し訳ないですが、先に食事を取ってもらっています。あ、でも奥様はすでに到着されてましたよ」
「そうか」
御子柴さんはちらっと会場の方へ視線を向けた。