この空の果てで
頼るところなんて、一人しかいない。
親を頼れないわたしは、なんて惨めなんだろう。
惨めであることは嫌いじゃない。
でも、さすがにあんまりだった。
わたしは誰にも求められていない。
ホノカさんとの電話だって、いつもわたしからなのだ。
たった一度、最初の電話を除いて。
それでも、わたしは頼ってしまう。
リダイヤルをすると、すぐに電話が繋がった。
「……助けて……」
「夏穂さん、どうしたの?」
「もう死にたいです……。
これ以上、わたしは世界にいたくない……。
わたしがここにいることが悪いのか、エリ達がここにいることが悪いのか、何が正しいのか、分からない……!」
「落ち着いて。
……今の夏穂さんには酷かもしれないけれど、いてはいけない人なんていないの。
みんな必要だから、誰かに必要とされているからここにいるの」
「……でも……!だからって!」