卒業式の祈り
どうしても行きたい学部がそこにあったからっていうのもあったけど、あなたと同じ大学に通うのが私の夢だったの。
あなたからの特別な好意を感じるたびにドキドキしていたけれど、お互いに気持ちは秘めたままだった。
大学の受験会場で、緊張して震える私の手を、あなたは優しく握ってくれた。
そして、こんな冗談を言ってたね。
「大学生になったらさ一緒のサークルに入ろうか。俺さ、これからは勉強ばっかりじゃなくてもう少し軟派な男になるよ」
私はおかしくて、プッてふきだしたの。
あなたからの特別な好意を感じるたびにドキドキしていたけれど、お互いに気持ちは秘めたままだった。
大学の受験会場で、緊張して震える私の手を、あなたは優しく握ってくれた。
そして、こんな冗談を言ってたね。
「大学生になったらさ一緒のサークルに入ろうか。俺さ、これからは勉強ばっかりじゃなくてもう少し軟派な男になるよ」
私はおかしくて、プッてふきだしたの。