女嫌いのイジワル上司を攻略します!
正直かなりヘコんだけど、仕事は私を待ってくれないし、せっかく倉西さんが与えてくれたチャンス。
これからのことも考えたらしっかりモノにしないと。
とりあえず、自分をなんとか奮い立たせて仕事に打ち込むことにした。
「ねぇ〜。小夏大丈夫?」
家に帰ってからもぐったりの私を真帆はすごく心配してくれるけど、倉西さんに彼女さんがいたなんて、真帆の忠告通りすぎてなかなか言い出せず、仕事が忙しいってことにしてる。
まぁ、嘘じゃないけど。
実際は、倉西さんのことを考えないように自ら忙しくしているところがあるからちょっぴり嘘になる。
でもとにかく私は必死で働いた。
「マコ、資料は?」
「出来てます!」
「マコ、メールは?」
「確認済みです!」
おかげさまで仕事はかなり捗っている気がする。そんな私を見て、先輩たちも、すごいすごいと毎日褒めてくれた。
肝心の倉西さんはなかなか褒めてくれないけど。