女嫌いのイジワル上司を攻略します!
「ほんと羨ましいわ〜あんな人が指導係だなんて。
あ、そう言えば昨日小夏の部屋みて、センスいい部屋だな。って褒めてたよ?
さすがインテリアメーカーの社員、見るとこ違うね〜」
そんな真帆の言葉にふーん。と一度軽く返事をしたけど、その意味を頭の中で解釈するのに時間がかかった。
「え!?倉西さん、私の部屋入ったの?!」
「え?そりゃそうでしょ?
倉西さんがお姫様抱っこして小夏のこと運んでベッドに寝かせたんだから♡
も〜私ってお邪魔かなぁなんて思っちゃった!」
お、お姫様抱っこ!?
倉西さんに?!私が???
しかもベッドに寝かせてもらうなんて...
恥ずかしすぎる!!!
こんなことならもっとダイエットして体重を軽くしておくべきだったし、部屋も綺麗に掃除しておくんだった。
「ちょっと〜!真帆がやってよ〜
恥ずかしいじゃん!」
「え〜?でも倉西さんが、マコの部屋どこですか?なんて聞くもんだから♡
まぁいっか〜小夏も好きなんだし?って思っちゃった。
すごく心配してたけど、倉西さんなら心配いらないわね?
小夏のこと大事そうにしてくれてたし?
マコって愛しそうに呼んでくれてるみたいだし?♡」
そう言いながら、ふふふと笑う真帆に開いた口が塞がらない。
そんな倉西さん、素敵な彼女さんがいるんだよ。なんて今の状況で口が裂けても言えない私はとりあえず、爽やかに出勤して行く真帆を見送ることしか出来なかった。