女嫌いのイジワル上司を攻略します!
こういう時はなんて答えるのが正解なのか...
私としては初めてのこの状況に、これまでのそんなに多いわけじゃない恋愛経験をもとにフルに頭を回転させる。
そんな私の様子が面白かったのか、菊名さんはケラケラと笑って、さらに信じられないことを言った。
「私の結構ハズレない読みでは、小夏ちゃん、倉西くんのこと好きになっちゃったと思ってるんだけど、どうなの???」
そんなこと言われるとは思ってもみなかった私は完全に思考停止。
でも、とりあえず菊名さんの勘が鋭いことも分かったし、否定しても嘘が下手くそな私の戯言なんてすぐにバレることが予測された。
「私が好きだとか、本当におこがましいんですけど...。
菊名さんの言う通りと言いますか...。なんというか。
あ、でも!菊名さんはとってもお似合いだと思ってるので!!
とったりそんなこと全く!1個も考えてないって言うか...。
倉西さんのことはいいなって思ってますですけど、そんな、先輩の恋人をどうこうしようとは思ってませんから!!」
とりあえず今の気持ちを必死で正直に話すと、なぜか菊名さんは爆笑し始めた
ん?とはてなマークいっぱいの私の顔を見てさらに笑った菊名さんはまた信じられないことを口にした。
「待って待って!?
え?小夏ちゃん、私が倉西くんと付き合ってると思ってたの?!
ナイナイナイ!!そんなことあるわけないじゃない!」