女嫌いのイジワル上司を攻略します!



なんてこと言うんですか!?



って言葉も出ないほど、私は戸惑いさらに照れていた。


きっと今の私の顔は酷く真っ赤だろうし、しかも表情も凄い倉西さんのことを好きだって言ってるような気がするけど...。



赤いのは酔ったせいで、表情も驚いているんだと解釈してもらおう。



うん。敏感な倉西さんがそんな解釈をするわけないことは分かっていながらも、そんなことを願った。




「お前、もう帰るの?」




心の中で次の言葉をどう繋げようってドギマギしていた私に倉西さんは新たな話題を振ってくれた。



「あ!はい。もう帰ります。
倉西さんは?」


「俺は月曜の営業の資料、オフィスに忘れたから取りに帰る。」


「あ、それ私も行くやつ。」



「そうそう。お前も来るやつ。」



月曜日は久しぶりに倉西さんと営業。
1ヶ月ぶりとか?


新しくできるマンションに家具付きの部屋を用意するとのことで、その契約のプレゼンをしに本社へ行く。


そして、そのマンションとやらが第一弾として京都に出来るらしく、月曜の営業が水曜からの京都への出張に繋がる形になるらしい。




「じゃあ、私もついて行きます。オフィスまで」



< 64 / 197 >

この作品をシェア

pagetop