女嫌いのイジワル上司を攻略します!



私がきっと、あまりにもアタフタしているから倉西さんは堪えきれずにフッと珍しく笑った。


「お前、なんだその反応」


「いや、だって!」


「もう食ったな?帰るぞ」



倉西さんは倉西さんのペースで。
私を少しずつからかいながら数歩先を前に前に進む。



こんなのも悪くないな。
と思っちゃう私はもうとっくに倉西さんが特別な人になってるからだと思う。



ヅカヅカとレジに向かう倉西さんに必死に追いついて私が財布を出すと、


「冗談に決まってんだろ。やっぱお前アホだな」



なんて言われて、カッコよく全額払う倉西さんにご馳走になってしまった。



「ありがとうございました。
ごちそうさまです。」



ペコペコと頭を下げて助手席に乗ると、ん。と言いながらスマートに運転席に乗る倉西さんは見とれちゃうくらいかっこいい。



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