スパークリング・ハニー
考えるより先に、こもりんが答えを明かした。
「光莉、私に代わって行ってくれない?マネージャー代理ってことで」
「……。はい……?」
飲みこめず、ただまぬけな声が零れる。
んん、えっと……今、こもりん、何て言った?
「臨時マネージャー、よろしく」
「は!? 待っ、え、何言ってるのっ!?」
いや、さすがに、意味わかんないよ。
催していた眠気も一瞬でどこかへ飛んでいった。
それほどの衝撃だ。
「いや、自分が体調崩しておきながら言うのもなんだけど、マネがひとり欠けるとけっこうやばいんだよね。ほら、今うちのマネ2人だしー」
私が行けないってなると、全部の仕事をゆんちゃん一人でするってことになるから。それは無謀でしょ、って言うこもりん。
それはサッカー部に所属していない私にでもわかる……けれど。
「や、だからって、私には無理だよ!?」
「だいじょーぶ」
「大丈夫じゃない!なんの経験もないし……!」
「難しい仕事はゆんちゃんがちゃんとやってくれるしー、他の仕事もちゃんと教えてくれるからー」