転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ
「あまり、リヒャルト様に甘えすぎていてはだめね」
アデリナ皇妃が、リゾルデ豊穣祭の儀式に向けて全力を尽くすと決めた今、ヴィオラがリヒャルトの足を引っ張るのもよくないだろう。
(……寂しいけど、いつまでも甘えているわけにはいかないものね)
もともと、リヒャルトがヴィオラの命を救ってくれたことで始まった関係だ。いつまでも引きずっているのでは、リヒャルトの迷惑にもなるだろう。
そんな風に思った時だった。角を曲がったところで、不意にニイファが足を止める。
「ニイファ、どうかした?」
「道を間違えてしまいました」
「やだ、本当。全然気がつかなかった」
ニイファとのおしゃべりに夢中になっていたから気がつかなかったけれど、皇宮の中でも、特に人気のない場所に来てしまっている。
「失敗したわね。とにかく、来た方向に戻ってみましょう。そこから改めてクィアトール宮を目指せばいいし」
こういう時はやみくもに歩き回ってはだめだ。見覚えのある場所まで歩いて戻って、そこから正しい道に戻る方がいい。
ニイファを促して元の道へ戻ろうと向きを変えたところで、、不意に背後から口を塞がれ、もう片方の手で軽々と身体を抱え上げられてしまった。
アデリナ皇妃が、リゾルデ豊穣祭の儀式に向けて全力を尽くすと決めた今、ヴィオラがリヒャルトの足を引っ張るのもよくないだろう。
(……寂しいけど、いつまでも甘えているわけにはいかないものね)
もともと、リヒャルトがヴィオラの命を救ってくれたことで始まった関係だ。いつまでも引きずっているのでは、リヒャルトの迷惑にもなるだろう。
そんな風に思った時だった。角を曲がったところで、不意にニイファが足を止める。
「ニイファ、どうかした?」
「道を間違えてしまいました」
「やだ、本当。全然気がつかなかった」
ニイファとのおしゃべりに夢中になっていたから気がつかなかったけれど、皇宮の中でも、特に人気のない場所に来てしまっている。
「失敗したわね。とにかく、来た方向に戻ってみましょう。そこから改めてクィアトール宮を目指せばいいし」
こういう時はやみくもに歩き回ってはだめだ。見覚えのある場所まで歩いて戻って、そこから正しい道に戻る方がいい。
ニイファを促して元の道へ戻ろうと向きを変えたところで、、不意に背後から口を塞がれ、もう片方の手で軽々と身体を抱え上げられてしまった。