転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ
「帰るぞ」
先にヴィオラを馬に乗せ、あとからリヒャルトがまたがる。小柄なヴィオラの身体は、すっぽりとリヒャルトの腕に包み込まれてしまった。
「……ここ、どこですか?」
片方の手でヴィオラを抱え、もう片方の手で手綱を取ったリヒャルトはゆっくりと馬を進めている。ヴィオラの問いにリヒャルトが答えようとした時、後ろから馬の足音が近づいてきたかと思ったら、セスが馬を寄せてきた。
「男達は、全員連行します。よろしいですか」
「わかった。ヴィオラを誘拐しようとしたやつらだ。警備はいつも以上に厳重に頼む」
「かしこまりました」
セスが頭を下げ、彼の馬がまた後方へと向かう。そうしておいて、リヒャルトは中途半端になってしまったヴィオラの問いに答えてくれた。
「ここは、皇宮から北の方にある森だ」
「私、皇宮の外に出てしまったことになりますね……」
ヴィオラは人質として帝国に来ているので、勝手に皇宮の外に出ることは許されていない。市場に出た時はリヒャルトが皇帝から許可をもらってくれたのだ。
勝手に皇宮から出てしまったヴィオラは、罰せられるのではないだろうか。いや、ヴィオラが罰せられるのならまだ諦めもつくけれど、国元に迷惑をかけてしまうのは困る。
先にヴィオラを馬に乗せ、あとからリヒャルトがまたがる。小柄なヴィオラの身体は、すっぽりとリヒャルトの腕に包み込まれてしまった。
「……ここ、どこですか?」
片方の手でヴィオラを抱え、もう片方の手で手綱を取ったリヒャルトはゆっくりと馬を進めている。ヴィオラの問いにリヒャルトが答えようとした時、後ろから馬の足音が近づいてきたかと思ったら、セスが馬を寄せてきた。
「男達は、全員連行します。よろしいですか」
「わかった。ヴィオラを誘拐しようとしたやつらだ。警備はいつも以上に厳重に頼む」
「かしこまりました」
セスが頭を下げ、彼の馬がまた後方へと向かう。そうしておいて、リヒャルトは中途半端になってしまったヴィオラの問いに答えてくれた。
「ここは、皇宮から北の方にある森だ」
「私、皇宮の外に出てしまったことになりますね……」
ヴィオラは人質として帝国に来ているので、勝手に皇宮の外に出ることは許されていない。市場に出た時はリヒャルトが皇帝から許可をもらってくれたのだ。
勝手に皇宮から出てしまったヴィオラは、罰せられるのではないだろうか。いや、ヴィオラが罰せられるのならまだ諦めもつくけれど、国元に迷惑をかけてしまうのは困る。