隠れ蓑〜Another story〜


無意識に漏らした本音に真美ちゃんは素早く反応して突っ込んできた。




「いやっ、、!そのっ、、っ、、。」

「そんなに焦らなくてもいいのに。だって本気で好きな相手になら誰だって意識するものですよ、結婚って。ずっと一緒にいようっていう約束ですよね。先輩はずっと津川さんと一緒に居たいんですよね?」

「一緒に居たいよ、、ずっと、、。でもっ、、!重いよね、、そういうの、、。圭くんは結婚なんて考えられないと思う。人事部長に昇進したばっかりで凄い忙しそうだし、、。」

「先輩ってばどうしてそんなに自信ないのかな〜〜、、。もっと自信持った方がいいですよっ!!!先輩だってもう若くないんですよ?グズグズしてると直ぐにお婆ちゃんになっちゃいますよっ!?」







彼に愛されている自信は前よりもある。

でも彼に見合う女性かと聞かれたら、そうじゃないことは分かっている。




それにきっと彼は結婚という約束に囚われたりしない。

社長の甥であった圭くんが息子さんが亡くなられている社長の跡を継ぐのは自然な流れでそう遠くない未来。


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