隠れ蓑〜Another story〜


彼のその言葉に頭が真っ白になる。








結婚、、、?



私と彼が、、、、?




いまいち彼の言葉がよく理解できなくて茫然と立ち尽くしていると、強く引き寄せられてもう一度ロビーに彼の言葉が響く。










『こんな所でごめん。でも、、本気だから。俺と、結婚して欲しい。返事、、聞かせて?』








切ない彼の声に胸が締め付けられて、涙が溢れた。

そしてようやく自分の置かれている状況を理解した。







愛しい彼からの熱烈なプロポーズ。








それを断る理由なんて私にはない。










「っ、、こちらこそっ、、どうぞ宜しくお願いしますっ、、!」



そう答えて、彼の胸に飛び込んだ。










するとロビーからは拍手喝采で祝福の言葉を掛けられる。







「公開プロポーズだなんて津川さん男前っ!」

「おめでとうございます!!お幸せに!」

「悔しいけどお似合いだよね。」

「ねーっ!!」

「まさに美男美女カップル。ここまでラブラブだと諦めもつくわ〜。」


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