隠れ蓑〜Another story〜


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「晶帆、準備出来たら行こうか。」

「うん、昨日は沢山睡眠も取ったし大丈夫だと思う。少し緊張するけど圭くんと一緒なら平気だよ。」






今日は前から予約していたフォトウエディングを撮影する日だ。




なんでも沢山ある衣装から決めなければならない為、朝から予約した式場には行かなければならないらしい。

式は挙げないにしても、写真として一生残るものだからと昨日は念入りに肌の手入れをした。





だからいつもよりも肌ツヤもいい筈だ。

緊張しながら車に乗り込み、目的地である結婚式場を目指す。





手を繋ぎながら、受付に立っているスタッフさんに声を掛けると目を輝かせながら奥の部屋へと通された。



「ではご主人様はこちらで。奥様はさらに奥のお部屋で着替えて頂きます。お2人とも着替えが終わりましたらスタッフが撮影スペースへとご案内致しますので。あ、それからお2人の婚約指輪を事前に預からせて下さい。お2人が指輪を嵌めあっている写真も撮りたいものですから。」




笑顔で有無言わせない圧をかけられ、不安になりながらも指輪を外してスタッフの女性に預ける。

すると男性スタッフさんが現れて、彼を案内しながら部屋へと消えて行った。




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