隠れ蓑〜Another story〜


「津川さんも知らなかったんですか?お2人が本当は付き合ってないっていう馬鹿みたいな噂ですよっ!!お2人が社内以外で目撃された事がないからっていう理由らしいですけど!本当、馬鹿馬鹿しいっ!!ねっ!津川さんもそう思うでしょっ!?」





真美ちゃんの言葉を聞いて、眉がピクリと動いた。

やっぱり津川さんも私の同じ反応だ。






「へぇ、、そんな噂が。、、、それは心外だね。なら今日はみんなの前でデートの約束でもしようかな。」


そう言ってこちらに優しい表情を向けた彼。







「晶穂、今日はいつもの居酒屋で軽く飲んで帰ろうか。終わったら連絡して?ここに迎えに来るよ。、、じゃあ、外回り行ってきます。」


去り際に頭をポンと撫でられ、それを見ていた女性陣からは悲鳴が上がった。







優しい笑顔を浮かべる津川さんが素敵すぎて真っ赤になって俯く。


「いやぁ〜ん!!!津川さんデートの誘い方もスマートっ、、、!本当イケメン過ぎ!!それに去り際に頭、、ぽんぽんってキュン死にさせる気ですかっ?!?!先輩のことを〝めちゃくちゃ大事です〟ってオーラ凄いのにあんな噂が流れたのかまぢ意味不明ですよね〜。って、、先輩顔真っ赤ですよ!!!そんな可愛い顔してると津川さんが心配しますよっ!!!早く元の顔に戻して下さい。」

「ご、ごめんねっ!?変な顔してた?!?!ちょっと顔洗ってくるねっ、、!!!」





そう言ってその場から逃げるのが精一杯だった。


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