ハウスキーパーはSっ気同級生の豪邸で…
土曜日の昼
家に入る、寝てるのかな、二階の響也をのぞく
「響也、起きて」
「ん?もう昼?」
「10時、だって昼にくるんでしょ、昼にあたしきたら掃除も料理もできないじゃん」
「あー、そうか悪い会社に12時からって言っちまった」
「まあそれは別にいいけど、ちょっと服きてないじゃん、風邪ひくよ」
「一度起きて暑くて服脱いで二度寝してた、膝枕して」
「少しだけだよ」
響也の頭をさわる
「髪すごいことになってるよ」
「昨日乾かさずに寝た」
朝香の方に向いて抱きつく
「今日何作ってくれる?」
「軽くつまめるものにして、夜はカレーでも炊こうかな」
「カレー食べたい」
「じゃあ作るね」
太ももにスリスリする
「気持ちいい、朝香の足」
「傷物になっちゃうけどね」
「関係ない、元気で動くほうがいいよ、こんなに甘えるの朝香しかいないからな」
「友達みたらびっくりするよ」
「見せないよ二人の時しか甘えないし、ちゃんと切り替えるし」
「さっ、支度するから起きて」
響也は身体をおこすと、朝香の唇を指でなぞる
「いい?」
顔が近付いてくる、返事はしてないのだが……軽く唇にキスをする、優しくと言ってから響也は優しい軽いキスをするようになった
でも、最近強引なキスを思い出してしまう、時々は強引なとこもいいな……なんて、私の中ではもやもやする
響也は私をかついで二階から下りてくれた
私はキッチンへ、響也は洗面所へ
ドライヤーで髪をセットする、細かく入った段は響也の前髪を流していく
キッチンに顔を出す響也
「朝香どう?」
「格好いいよ」
ピンポーン
響也玄関にいく
「よっ、あがれよ」
「お邪魔します」
「あー朝香」
「千波~」
二人はハグする
「手伝うことない?」
「うん、今は大丈夫」
「おっ、幹太もきたな、おーい」
「でかい家だなー、びっくりした」
リビングに入っていく
「あれ、滝野と小山も来てたんだ、男ばっかと思ってた」
「座れよ、乾杯しようぜ」
「何に?」
「そうだなー、幹太をなぐさめる会にかんぱーい」
「かんぱーい」
「結局、大木からは連絡なし?」
「ないな」
「あたしも」
「でも、千尋ってそんなことする子じゃないんだけどな謝ることの出来る子だし」
「別にさあ、イベントにいきたかったら別の日にだってよかったんだよ、用事あるなら先週じゃなくても、でもイベント行きたいって決めたのは大木だからさ」
「お前、諦めんのか?」
「……迷ってる」