君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~
私の様子がおかしかったのか
悠斗が
「紗奈?」

って私の顔を覗き込む

「ごめっ···
ちょっと目にゴミ入っちゃって···」

泣いてるのをバレないように
咄嗟に誤魔化したけど

「両方とも?」

って聞いてくる悠斗。

「ん···」

私の目をこする手を止め
悠斗は


「紗奈誤魔化すの下手」
ってすぐに嘘だとバレた。

「なんでもないからっ笑。
ごめんっ、私用事思い出したから
そろそろ帰るね··」


その場に入れなくて
帰ろうとすると

トンっ···

って悠斗の手が壁に付き
私は壁を背中に··


気づいたら目の前には
悠斗の顔が近くてー···

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