君との恋愛物語～私の溺愛彼氏～

俺の気持ちを聞いた紗奈は
少し間を置き

「私···さっき悠斗が好きな子いるって話しで
ギュって苦しくなって
気づいたら泣いてた。
それに悠斗があんな···優しいキスするから···
ずっと···好きでいてくれてたなんて思わなくて···っ」

紗奈は泣きながらも
俺に気持ちを話し続ける

「悠斗といると
楽しくて、安心して···。
多分私
好きなのかもしれないって気づいたけど
このまま好きになっていいのか不安になって ···
1度振ってるし
それなのに好きとか···
勝手すぎないかなって···」


え···?
今紗奈俺の事
好きだって言った...?

「なぁ紗奈···今好きって···」

俺の言葉に
紗奈は小さく頷く。

紗奈が···
俺を?

まさか紗奈が俺のことを
好きだなんて思わなくて

また
振られんだろうなって思ってたから
放心状態になる俺