君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~
黙り込む俺を心配になったのか

「やっぱり···勝手···だよね」

って紗奈は言う。


いや!!!んなわけねぇだろ

「違くてさ。まさかだったから···びっくりしたっつーか。だって紗奈が俺の事···」

「ゆう···と?」


めちゃくちゃ嬉しくて
紗奈を抱きしめる力が強くなる

「なぁ···聞いていい?」

ちゃんと聞きたい
紗奈から





「俺の···彼女になって··」

俺の言葉に紗奈は
「私でいいの···?」

「紗奈がいいんだよ、俺は」
そう話すと
少し間を空けて

“うん”
って紗奈は小さく頷く。



紗奈が···俺の彼女になった

やべぇ
めちゃくちゃ嬉しすぎる···
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