君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~
その日の夜。

夕飯を作っていると
玄関のドアが開き

「紗奈」
って後ろから私を抱きしめる悠斗

「悠斗//おかえり」
「良かった···無事だな」

その言葉にズキっと心が痛む。

「ん··」
私はいつも通りに笑ったつもりだったけど
悠斗は

「···あいつとなんかあった?」
って私に聞いてくる。

どうして悠斗には
分かっちゃうのかな···

「悠斗···ごめんなさい」
そう呟く私は
また涙が出る。
< 335 / 462 >

この作品をシェア

pagetop