君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~
悠斗side


夕方。
紗奈から電話があった。
それは別れの電話。

電話の向こうで泣いてる紗奈。

これは紗奈の意思じゃない。
多分功が言わせてる。


「悠斗?どした?」
俺の様子が変だったのか、
一輝が声をかける。


「わりぃ一輝···。あとで奢るからさ、仕事あと頼むわ」
「はっ?なんかあったのか··?」
「あとで話すからっ」


俺は紗奈が心配で
すぐに会社を出た。

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