君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~
「··けて。誰か助けてっ」

震える声と
涙が溢れだす私。

必死に叫んだ。

ザワザワとする周りのお客さん。

怖い···

怖いよ···

「紗奈っお前何言って··」

まさか私が叫ぶと思わなかったのか
びっくりする功くん。

「行くぞっ」
功くんは早くその場を立ち去りたいのか
私を再び連れ出そうとした


その時

グイッ
と私の身体は後ろへ引き寄せられ

「今助けてって言わなかったか?この子」

「悠斗っ···」

悠斗の顔を見て功くんは
一瞬固まり

「はっ··?なんでお前がここに···」

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