君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~
久しぶりの悠斗のキスは
やっぱり優しくて。


でも一瞬
功くんにされたキスが頭をよぎり
ドクっとなる私の鼓動。

私の身体はふらつき、
悠斗は咄嗟に支えてくれる。

「大丈夫か?」
「ごめんなさいっ」

いつも功くんに
口癖のように謝っていたから
悠斗にも無意識に謝ってた。

「紗奈···」
「ちょっとびっくりしちゃっただけっ。」

私は身体を起こし
夕飯の準備に戻る。

でも悠斗は私の手を止め

「紗奈、俺の前では我慢するな。···思ってること、俺にぶちまけていいから」

その言葉を聞いて
私は··涙がまた溢れだした
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