君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~
私の言葉を聞いて
悠斗は何も答えてくれなくて··


やっぱり引いちゃったかな?
「変な事言ってごめんね。やっぱり引いちゃうよね?痣だってまだあるし、この前まで色々あったのに。こんな身体···」

「俺がめちゃくちゃ我慢してたのわかんねぇだろ··。こんな身体とか言うなよ··。」
悠斗は私が話し終えるまえに
切なそうな声で私にそう伝えてくれた。


「悠斗·· 」

キュと抱きしめる力は少し強くなり
「本当は、紗奈が俺の所へ戻ってきてからすぐにでも抱きたかった。あいつとの事、忘れるぐらい。··でも紗奈のこと不安にさせたり怖がらせたくなかったから。··ずるいかもしれないけど、紗奈から求められんの待ってた··」


悠斗の言葉を聞いて
またキュと苦しくなる。

「私··おかしくない··?たくさん嫌な事あったのに··それなのに触れて欲しいなんて··」

そう話す私は気づいたら泣いてた。

悠斗は優しく頭を撫でながら
「めちゃくちゃ嬉しいに決まってるだろ?なにもおかしくないよ」

「本当··?」

不安そうな私を
悠斗は抱え

優しくベッドへと下ろす。


その行動にまた
ドキドキとする。



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