君との恋愛物語
「酔ってから仕方なくだよ!」

「でもお前朝からご機嫌だったよな?」

そりゃあ、そうだろ
朝から紗奈のご飯食べてんだからさ

「いや··泊めたお礼にって朝ごはん作ってくれてた」

それを聞いて一輝は

「おまえさぁ···やっぱりまだ引きづってんだろ。紗奈のこと」

一輝からそう言われて
しばらく黙り込む。

正直
今まで紗奈を忘れたことなんてなかった。

ふとした時に
どうしても思い出してしまう。


それに··
昨日の紗奈をみたら
胸が、苦しくなった

側にいたのが
俺だったらあんな泣かせないのになって


< 54 / 135 >

この作品をシェア

pagetop