無愛想な同期の甘やかな恋情
「え、っと。菌の培養してるから、ちょっと待ってろって言われて」
返す声が少し上擦ったのを意識しながら、私は短く説明した。
間中さんは、「そうだった、そうだった」と相槌を打つ。
「俺、それの夜の見張り番で、今日泊まりになったんだ」
「えっ。……お疲れ様です」
「ふあああ……」と声に出して欠伸をしながら、間中さんはこちらに進んできて、私の隣にドカッと腰を下ろす。
「ありがとう。でも、いつものことだし」
私を見上げてニコッと笑う彼に、私も微笑み返してから、再び腰を下ろした。
「あ、間中さ~ん。お疲れ様です」
彼に気付いた糸山さんが、デスクから声をかけた。
「おー」
「研究、戻るんですか? だったらその前に、冴島さんからジェラートの差し入れいただいたので、ご一緒にどうです?」
「ほんと? いいねえ」
ソファに深く背を預けていた彼が、むくっと上体を起こした。
糸山さんは、さっきしまいに行ったばかりのジェラートのボックスを冷凍庫から取り出して、こちらに持ってきてくれる。
「はい、どうぞ」
ソファの前のテーブルで、蓋を開ける。
「おお、豪華! じゃあ、ええと……これ、もらっていい?」
間中さんが選んだのは、ホワイトチョコとドライラズベリーのジェラート。
この夏の新作と、ショップの店員が言っていたヤツだ。
返す声が少し上擦ったのを意識しながら、私は短く説明した。
間中さんは、「そうだった、そうだった」と相槌を打つ。
「俺、それの夜の見張り番で、今日泊まりになったんだ」
「えっ。……お疲れ様です」
「ふあああ……」と声に出して欠伸をしながら、間中さんはこちらに進んできて、私の隣にドカッと腰を下ろす。
「ありがとう。でも、いつものことだし」
私を見上げてニコッと笑う彼に、私も微笑み返してから、再び腰を下ろした。
「あ、間中さ~ん。お疲れ様です」
彼に気付いた糸山さんが、デスクから声をかけた。
「おー」
「研究、戻るんですか? だったらその前に、冴島さんからジェラートの差し入れいただいたので、ご一緒にどうです?」
「ほんと? いいねえ」
ソファに深く背を預けていた彼が、むくっと上体を起こした。
糸山さんは、さっきしまいに行ったばかりのジェラートのボックスを冷凍庫から取り出して、こちらに持ってきてくれる。
「はい、どうぞ」
ソファの前のテーブルで、蓋を開ける。
「おお、豪華! じゃあ、ええと……これ、もらっていい?」
間中さんが選んだのは、ホワイトチョコとドライラズベリーのジェラート。
この夏の新作と、ショップの店員が言っていたヤツだ。