血で愛してるの文字を書く
…という私の彼女への熱い思いを、
レモンティーを飲む彼女自身に語りかける。
「そうだったんだぁ〜、照れる照れる〜!」
彼女はすっかり元通りな様子で笑った。
先程、笑みを堪えられなかった私に
なぜ笑っているのか、と問いかけた彼女は、
私の沈黙に耐えられなかったのか
私の手を引いて家の近くのカフェまで連れて行った。
「いつからリスカ、気付いてたの〜?」
そう問いかける彼女に
「結構前から…」
と答える予定だったが、折角彼女と二人でいられるのだから、
もっと話したいと欲を出してしまった。
…結果、少し話しすぎたのだが。
私の熱演を終えた後、真剣な話をするわけでもなく、ストーキング行為をした私を責め立てるでもなく、
彼女はいつも通りの人懐っこい笑みを崩さないまま
他愛のない会話をして、互いに連絡先を交換した。