魔導士(仮)の小ネタ。
そうこうしているうちに、レイと愛梨は店の外へ出た。追っ手は全て、真紅と小太郎にやられている。きっと2人に任せておけば大丈夫だ。
レイは目をつぶり、手を祈るように合わせ、呟いた。
「『金の魂』!」
「!!」
途端に、店の前に巨大な金色に輝く龍が現れた。通行者も驚いて足を止める。
「愛梨、乗って。ギルドまで送る。」
「えっ!?ちょっと、待ってくださいレイ!」
レイに引っ張られてドラゴンの背中へ。
「しっかり掴まっててね。」
「う、うん!」

< 6 / 11 >

この作品をシェア

pagetop