氷のような彼は陽だまりのように暖かい
ー薫sideー
隣で安心したように眠る由菜を見る。
あの時、あの場所で彼女と目が会った瞬間、時が止まった感覚に陥った。
全てを諦めたような光を失った眼に何故か惹かれた。
生まれた時から極道として育ってきた俺にとって、あんなふうになった女は珍しい訳でもないし見慣れている。
それなのに、彼女だけはどこか違った。
傷ついた彼女の心を、癒してやりたい。
どこからか溢れだしてくる感情が流れ出して止まらない。
誰よりも大切に優しくてやりたい。
そんなことを思いながら、俺の隣で眠る彼女を抱き寄せた。
ー薫side endー
隣で安心したように眠る由菜を見る。
あの時、あの場所で彼女と目が会った瞬間、時が止まった感覚に陥った。
全てを諦めたような光を失った眼に何故か惹かれた。
生まれた時から極道として育ってきた俺にとって、あんなふうになった女は珍しい訳でもないし見慣れている。
それなのに、彼女だけはどこか違った。
傷ついた彼女の心を、癒してやりたい。
どこからか溢れだしてくる感情が流れ出して止まらない。
誰よりも大切に優しくてやりたい。
そんなことを思いながら、俺の隣で眠る彼女を抱き寄せた。
ー薫side endー