駆け落ちする電車の中で
「じゃあ明日香帰ろっか」

「ちょっと真凛、優しすぎない?」

「いいのよ。お金もらってぱーっと遊びましょう。そして今度こそ、いい男見つけなきゃ!」

「そうね、もうあんな男に引っ掛からないようにしなきゃね」


潮風が気持ちいい。
すべてが終わって、いまとても晴々とした気持ちだ。

「ほら、明日香電車来てる!急いで!」

「待って真凛!」





帰りの電車は二人で本当に色々話した。

真凛は次のいい男探しに躍起になってるけど、私はもうこりごり。

しばらくはいいかな。
真凛がいてくれたら十分。

「真凛、私たちずっと友達ね」

「当たり前でしょ!」

そう言って私たちは笑いあった。
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